日本共産党の小池晃書記局長はNHKの「日曜討論」で「辞任表明は、政治の深刻な行き詰まりの結果であり、これまでの安倍政治と決別して、いよいよ新しい政治に転換するときだ」「この間、『決められる政治』の名のもとに数の力で憲法原則がねじ曲げられてきた。立憲主義、民主主義の回復、国民の暮らし応援を第一に掲げ、多様性を尊重し個人の尊厳を守り抜く政治を実現すること。こうした旗を立てて、いままでの安倍政治に代わる選択肢を、野党として責任を持って示す時だ。」などと発言し、安倍政権を批判した上で野党が安倍政権に代わる選択肢を提示するべきとの持論を展開した。
安倍政権について小池氏は「誰が見ても私物化だ」とし、「政府統計や公文書の改ざん、虚偽答弁が繰り返され、国政がゆがめられ、政治への信頼が大きく損なわれてきた。辞任で幕引きにすることはできない。引き続き徹底的に追及すべきであり、疑惑解明は党派を超えた国会の責任だ。」と首相辞任後も安倍政権期間中の問題について徹底追及する意見を示した。
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