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【社説】共産・公明ら代表変わらず長期政権担う 長期代表への批判意見も

公明党の代表選挙が17日に告示された。出馬したのは現代表の山口那津男氏のみで今後党大会を通じて無投票での再選・代表就任が見込まれている。山口氏は平成21年9月からここまで11年、再度代表に就任すると2年の任期で13年代表を務めることとなる。また、日本共産党の志位和夫委員長も平成12年から中央委員会幹部会委員長という実質上の党首の地位におり、今年で20年になる。

両氏のように10年以上党の代表を務める長期政権は他党では見られない。辞任した自由民主党の安倍晋三前総裁も連続任期では辞任前の7年8か月程であり、両者のように10年以上には到底届くものではない。

このことから長期にわたって代表が変わらないことに対して批判の声もあり、一部ネットユーザーなどからは「桃栗三年柿八年、志位の独裁二〇年」「民主4年に安倍8年、志位は代表20年」などの言葉遊びも行われるほどだ。長期にわたって代表を望まれるということはそれだけ政党の運営能力が高いという評価であるということであり、名誉なことではあるが、人材育成や高齢化への対応も求められる。

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