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執筆者の写真日章新聞

【社説】有権者を「奴隷」と言い放つ政党は問題だ

東京都知事選挙に立候補した国民主権党の平塚正幸代表は、「コロナは風邪」を主張し、新型コロナウイルス感染症問題を受けてマスクを着用している人物を批判している。

その平塚氏や国民主権党の支持者はマスク着用者を「奴隷」であるという内容の発言を行っている。

マスク着用の有無はここでは関係ない。選挙に出馬し、自身の支持を得ている人物が自身の表にもつながる有権者を「奴隷」と言い放つことに問題がある。思想信条の自由は当然存在するし、政党・政治団体に所属する人物が有権者を批判するのも当然の権利だ。

しかし、奴隷という表現はどうなのか。自分の思想信条と違う人物を奴隷と言い放つのはさすがに違うのではないか。このケースであれば「マスク着用をする必要はない」と根拠を明確に提示した上で発言し「みんなでマスクをとろう」などの表現の仕方がある。奴隷であると支持の基盤でもある有権者を奴隷を言い放つ人物は政治家としては信用ならない。

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