夕刊フジ(zakzak)が千葉ロッテマリーンズの新型コロナウイルス感染症の陽性者について球団の公式発表より先に感染が疑われる選手として選手の名前を実名入りで掲載した記事を作成、球団は危険な放任主義にあるとするタイトルをつけて投稿した。
記事内には実際に陽性反応が出た7選手の名前が実名で掲載されていた。記事内では千葉ロッテマリーンズは会食の人数制限を実施していなかったとしたうえで他球団関係者のコメントとして「パ・リーグで真っ先に関係者が出るのはロッテだろう」とする内容を掲載した。
松本尚樹球団本部長は大手スポーツ新聞の取材に対しては「会食にはルールを設けており、ルールを破った人はいなかった」と回答しており、夕刊フジの該当部分が虚偽の内容となる。まではネット上では
このことを受けて千葉ロッテマリーンズファンを中心に夕刊フジの該当記事への批判の声が上がった。事実とは異なる内容を掲載していたこと、パ・リーグではすでにソフトバンクの長谷川外野手やオリックスの左澤投手などが新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出ていることなどが批判に挙げられ、他球団関係者は「机」とみなされ「机はしゃべるな」などの批判が起きた。
これに対して夕刊フジはTwitterで「球団公式発表まではネット上では妄想、憶測、作文、デマ、机がしゃべるな等々、たくさんの罵倒を頂きましたが。。7選手とも実名スクープとなりました。」「中には望ましくない、受け入れ難い事実もあるかもしれません。そんなときはどうか反射的に罵倒に走らず、ひと呼吸置いてみてください。書き手も人間ですので、書いた記事が妄想や偏見に基づいた中傷を受けるたびに傷ついています。」「読み手の皆様にご理解いただきたいのは、世の中に出ていることだけが事実ではなく、その深層を『関係者』の協力を得て掘り下げるが僕らの仕事なんです」と投稿した。
これが12球団のファンに火をつけ、これまで一度も関係者の情報が出ていない上に的確な情報があった試しがないとして炎上した。関係者の実名や該当記事に関して会食のルールがなかった証拠やその会食の様子を提示するように求める意見も見られた。
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