セントラル・リーグの読売ジャイアンツは30日の東京ヤクルトスワローズ戦を引き分けで終え、2年連続38度目のセントラル・リーグ優勝を果たした。
マジック対象チームである阪神タイガースも引き分けに終わり、優勝が決定した。
巨人は11月21日に開幕する日本シリーズへの出場が決定した。巨人の日本シリーズ進出は36回目。対戦相手はパシフィック・リーグのクライマックスシリーズ(CS)の結果を受けて決定する。CS出場決定チームは優勝を決めた福岡ソフトバンクホークスのみでリーグ終了時に2位のチームが進出する。
NPBの斉藤惇コミッショナーは「今シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響により開幕が遅れ、試合数も120試合に減りました。選手にとっては調整が難しいうえ、当初は無観客という経験のない環境下での試合になりましたが、読売巨人軍はそうした状況にもめげずディフェンディングチャンピオンの名に恥じない戦いぶりで、見事に連覇を果たしました。中でもエースの菅野智之投手は、開幕投手から13連勝と球団の連勝記録を更新するなど、まさに圧巻の投球でチームを牽引しました。また、異例のシーズンにありながら、原辰徳監督は巧みな選手起用と采配でチームをまとめあげ、シーズン途中には川上哲治氏の1066勝を超える通算監督勝利数を積み重ねました。再び巨人の黄金時代を築かんとしています。巨人ファンやプロ野球ファンのみならず、コロナ禍によって閉塞感を募らせた国民にも大いなる勇気を与えた優勝でした。誠におめでとうございます。」とコメントを発表した。
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