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  • 日章新聞

衆道文化栄えた日本 同性愛差別は外国文化

近年同性愛に関する問題提起が積極的に行われ、渋谷区・世田谷区が平成27年に同性パートナーシップ証明制度を整備したのをはじめとして同性愛を公的に認める風潮が起きている。その中において「日本は同性愛に厳しい国であり、差別的である」という言論が目立つようになる。

しかし、日本は江戸時代まで衆道(男色)文化が栄えており、日本で同性愛は文化として定着していた。例えば戦国時代に近畿・中部を中心に大規模な勢力となった織田信長は、小姓(身の回りの世話をする側近)である森蘭丸(乱丸・成利)や加賀百万石の祖でもある前田利家などとの男色は現代まで語られている。その他にも江戸に幕府を開いた徳川家康は徳川軍の赤備えとして知られる井伊直正との男色が伝わっている。このように日本では同性愛は一般的なことであった。江戸時代の春画においても男性同士・女性同士を取り扱った作品が全体の4%ほどではあるが存在していたことが判明している。同性愛を良しとしない文化は外国にある。

明治期以降の日本に大きな影響を与えることになった諸外国はキリスト教の信徒が多い国が多い。キリスト教においては同性愛は聖書でも宗教上の罪であるとされてきた。

幕末から明治期にかけて諸外国に対抗する近代国家の形成を目指した日本にとっては憲法に代表されるように諸外国の水準に合わせることで、不平等条約の解消を目指してきた。また、男女比率の改善などもあり、男性が余ることもなくなったために同性愛は廃れつつあった。その中において日本は明治5年から同15年にかけて同性愛を実質上禁止する鶏姦罪が制定された。

このように日本の同性愛文化が廃れたのは諸外国との交易の中でキリスト教の影響を受けたものが大きい。明治15年以降は現代にいたるまで日本では同性愛は違法化されておらず、同性愛は脈々と受け継がれてきた。諸外国でも個人の権利や自由を考慮しての同性愛を認める動きが出てきた。今後の日本は同性愛にどのように対応するか注目が集まっている。

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