
国民主権党(平塚正幸代表)元党員で、現在は超党派での反コロナ活動を目指す「反コロナ共闘委員会」の代表を務める塚口洋佑氏が十七日、銀座三越前で街宣を行い、ワクチンの危険性を訴えた。
本紙記者の髙田のインタビューにも応じて、最近の反コロナ活動について見解を述べた。
神真都Qについて
ー最近の反コロ運動において、具体的に言えば神真都Q会の四人逮捕された事件について、超党派の運動を目指す塚口氏はどう思うのか。
「超党派での活動は理想だが、それがなかなか難しい。(神真都Qは)恐らく活動しているのは真面目な人が多いのだが、リーダーとか上の方に行くと運動潰しだと思う。反ワクチンはトンデモだというイメージ作りのためにやっていると考えているので、そういう所とは共闘したくない。参加したい場合は、神真都Qという枠組みを抜けて参加してくれと思っている」。
今までの活動で一番興味を惹かれた物
ー今までコミケデモなど多種多様の活動があったが、今までで一番興味をひかれた活動は何か。
「難しい。結局派手なことやって、活動するきっかけを作り、他の人が続くかと言えば、意外にそうでもない。一般の人はあくまでエンタメとして見ている。後には付いてこない」。
国民主権党が二〇二〇年末に霞ヶ関で行っていた活動を挙げ、「あの時が一番アツかったと思うが、あれがずっと続くかといわれると結局彼らがやっただけで中々続かない。なので結局地道に、労働みたく活動するしかない」。
活動を続けて変わったもの
ー地道な活動をされてきたが、活動を続けていて世間に何か変化をもたらした事とはあると感じるか。
「街宣活動で変化をもたらすのは、形として残らないので辛いところ。マスクを取るのは難しい。現在では『服を脱げ』と言ってるような物だから。しかし、マスクを着用しつつもワクチンを怖がるようになった」。
「怖いという不安は伝染しやすいので、ワクチンを怖がらせるというのが唯一の勝ち目かなと思っている」。
ーこの活動は続けて行くのか。
「力の続く限り、続けて行きたい」。
若い世代について
ーこの活動を若い世代に継承したいと思うか。
「若い世代は関心が無い、というかなさ過ぎる。アイドルやゲームだとか、そのような二次元コンテンツに皆持って行かれてる。その辺を若い世代自身でなんとかするのは難しい。大人がなんとかしなければと思う」。
夏の参議院選挙について
ー参議院選挙が行われるが、どこに焦点をおいて投票などを行うのか。
「(参政党の名前を出し)反コロ・反ワクみたいな主張も出てきているが、ムーンショット計画のようなデジタル技術などで都市構造を構築すると言う事を政策に書いているのが引っかかるので、参政党は難しいが、自分が党員だった国民主権党は反コロ活動に関してはまっすぐやっているかなと考えている」。
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