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執筆者の写真日章新聞

日本第一党、飲みすぎで緊急搬送されるまで宴会 コロナ禍、長崎原爆の日に


日本第一党は9日に長崎市内を出発する「軍艦島ツアー」を予定していたが、台風接近に伴う船の欠航により断念。長崎市内での街頭演説会に切り替えた。演説会には緊急事態宣言が発令されている東京都から桜井誠党首が参加。他県からも同様の活動かが参加した。

演説会後に宴会を行い、その際に参加者が飲みすぎによって緊急搬送されたという。同日深夜に桜井党首が生放送で明かした。

桜井党首は「ミネラルウォーター友の会をやっていたら、参加者の一人が酒の飲みすぎで搬送されてしまった。」と語った。

コロナ禍(日本第一党は「武漢肺炎」と呼称)に伴い、長崎県は県外からの往来と多人数での会食自粛を呼び掛けているが、そうした中にあって県外から人を集め、参加者が飲みすぎで緊急搬送されるまで宴会を行うことは非常識であるという意見が見られた。

実際に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大要因になり、医療資源を浪費させるものになる。

日本第一党広報委員会に対し「宴会で急性アルコール中毒による搬送者がいたことは事実か」を確認したところ「参加者の一人が体調不良で搬送されたことは事実です」と事実関係を認めた一方で「プライバシーの関係上、回答は遠慮させていただきます」「すべての対応に問題はありません」を2回繰り返した。

日本第一党はコロナ禍に際して「国民に向けた14の提言」として「人と人との接触を避ける」「緊急事態宣言地域からの脱出を厳に慎む」として、本部事務所を閉鎖し、島根県雲南市、愛媛県西条市で行われた市議会議員選挙に出馬した公認候補の応援も行っていないなど、厳重な対応を行っている。

その一方で、党首が各地を旅行し、参加者が飲みすぎで緊急搬送されるまで宴会を行っては説得力がないのではないだろうか。

緊急事態宣言下で宴会・会食を行った政治家は辞任・離党し、市役所職員なども処分を受けている。そうした既成政党を厳しく批判する同党の姿勢と矛盾するものであり、反省の必要があるだろう。

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