9月1日に関東大震災から98年が経過したことを受け、東京都墨田区両国にある都立横網町公園で「関東大震災石原町犠牲者慰霊祭」が実施された。「関東大震災石原町犠牲者慰霊祭実行委員会」が主催し、「関東大震災の真実を伝える会」「そよ風」が共催した。
慰霊祭には約60人が参列し、犠牲者の慰霊を行った。
「新しい歴史教科書を作る会」の藤岡信勝副代表、「黒龍会」主幹・内田良平氏の遺族でジャーナリストの田中健之氏、「英霊の名誉を守り顕彰する会」の佐藤和男会長、文筆人の但馬オサム氏、「自治基本条例に反対する市民の会」の村田春樹会長などが来賓として参列した。
日本国民党代表の鈴木信行葛飾区議からはあいさつ文が届けられ、司会の荒木紫帆氏(日本国民党組織統制局長)が読み上げた。
慰霊祭では関東大震災の混乱によって朝鮮人6000人が虐殺されたとする主張を否定し、文献を参照にした状況を説明した。先述の藤岡氏は「学習指導要領には『朝鮮人6000人虐殺』を取り上げる必要はない」と説明し、記述のない教科書出版社を紹介している。
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