大阪府豊中市は27日、30日から水道スマートメーターの実証実験を開始する。
水道スマートメーターは水量などを測定する電子式メーターに、 メーターで測定した情報や、 漏水・逆流などのアラーム情報を無線で遠隔送信できる無線通信端末を取り付けた水道メーター。
同メーターを活用することによって水道使用量の自動検針や漏水の早期発見などが可能となる。 今回の実証実験では、 利用者側での使用水量の見える化など付加できるサービス内容の検討、通信強度の確認などを行う。
大口径メーターは市立小学校・中学校施設の11か所、小口径メーターは戸建て住宅、マンションなど10か所に設置する。口径によるメーターの位置・材質の違いに伴う通信状況の確認に用いられる。
今後は他の通信方式での実証や水道料金の算定・管理システムとの連携検証、 本格導入に向けた課題の抽出と解決方法の検討などを行い、 将来的な全戸導入について判断する方針であるという。
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