(画像=講師の開拓史家・海堂拓己氏)
北海道百年記念塔の解体計画が進んでいることを受け、東京都文京区で反対の緊急集会が16日に実施され、約百名が集まった。
「『北海道百年記念塔』解体の深層にあるもの」として開拓史家・海堂拓己氏による講演がおこなわれ、北海道の開拓史から百年記念塔の歴史、解体における問題点について解説がおこなわれた。
その後、海堂氏と、集会の呼びかけ人の一人である藤岡信勝氏、「チャンネル桜」キャスターの大高氏の三名による鼎談がおこなわれ、立体的に解体の問題点を明らかにした。
集会前におこなわれた記者会見では、解体決定を受けた住民訴訟についての解説がおこなわれ「記念塔解体を急ぐ真意は北海道開拓の歴史を葬り去ること」と指摘された。道外の有志による「北海道百年記念塔を支える会」も結成され、署名活動・講演会・現地視察ツアーなどを実施する方針を示した。
百年記念塔の解体については、紙媒体・ネット媒体を問わず拡散が求められ「北海道民の話しではなく、国民全体の話となるべき」と主張がなされた。
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