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「俺コロナ」事件は収束か 最多は愛知県

新型コロナウイルス感染症の感染拡大から3年。政府はこれまでも任意だったマスクの着用について改めて任意であることを13日に示した。これまでは政府方針としてマスク着用を推奨していた。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が縮小傾向にあることによって、感染拡大当初に流行した「俺コロナ」は収束した。


「俺コロナ」とは公共施設や店舗などにおいて「俺コロナ」と称して飛沫を飛ばすなどの営業妨害行為である。


本紙の調査によると最初の事件は令和2年3月25日、愛知県で発生した。愛知県警はその後6月22日までに7名の男性を同様の行為で逮捕している。その他には、埼玉、栃木、北海道などで同様の事件が発生した。報道されたのはそれぞれの道県で1件ずつのみ。


威力業務妨害などで起訴された場合には懲役1年6か月、執行猶予3年というケースが多い。愛知県では6名を起訴、本紙の調査では4名が懲役刑(うち執行う猶予3名)、1名が罰金刑、1名が不明となった。北海道での類似事例においても起訴され、愛知県の事件と同様に懲役1年6か月、執行猶予3年となった。


報道ベースでは愛知県における事例が突出している。全ての事例が男性で、30代後半からの犯行であった。


同年7月以降は「俺コロナ」による事件は減少。実質消滅した。新型コロナウイルス感染症の5類感染症引き下げは5月に予定されており、今後も類似事例は発生する可能性がある。

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