7月7日執行の東京都知事選挙に出馬している政治団体「日本第一党」の党首・桜井誠氏の著書には虚偽がある。平成29年5月、日本第一党の結党大会後に出版された『日本第一党宣言(青林堂)』には、次のような記述がある。
「中道から右の政党はこれまで日本にはありませんでした。(64ページ)
故・赤尾敏氏の「大日本愛国党」、東日本ハウスの中村功氏がつくった「青年自由党」、民族派学生運動を出身母体とする「維新政党・新風」などが、平成29年までに結党し、選挙に出馬している。
中道右派に目を向けても「たちあがれ日本」「日本創新党」「改革クラブ」「次世代の党」などのほか、日本第一党の長尾旭副党首が支部長として参加していた「日本のこころ」などがあげられる。少なくとも日本第一党が「初めて」ではないことは確かだ。
※本記事は『日本第一党の大研究(令和4年6月19日)』の抜粋を記事掲載にあたって再度編集したものです。
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