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「左翼の内ゲバは、なぜ泥沼化するのか」 中川文人氏が講演



25日、東京都江東区の森下文化センターで第三回現代研究会の講演会が開催され、中川文人氏が登壇した。


「左翼の内ゲバは、なぜ泥沼化するのか」と題し、約一時間にわたって講演をおこなった。


講演は2ページにわたるレジュメを基に進み内ゲバの定義や大義名分、思想的背景などを解説したのちに、泥沼化の要因や労働運動における内ゲバとの比較など、極左の内ゲバについて分析した成果を示した。


中川氏は結論として「内ゲバは『路線が間違っている』というのが基本だが、殺す必要ないというところに立ち返ってほしい。人を死に至らしめるほどの副作用を持つ劇薬は患者の生死の境にいるときだけ。万が一助かる可能性がある時だけ。暴力革命というのも国や地球が存亡の危機にあるときだけだと思う。しかし、それがいまだと思うのが革命家だ。暴力は新たな問題を生み出す、そのもっともたるものは暴力依存症。刺激的なことをやるとおかしくなっちゃいう。後先考えないのが革命家なので仕方ないのかなと思う。これからも内ゲバはあるが、泥沼化は本当に無駄。本当に実感している」と語った。

 

講演には約20人が集まり、中川氏の話に耳を傾けた。

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