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執筆者の写真日章新聞

陰謀論・デマが大量拡散 情報の確認を

SNS上で陰謀論やデマの拡散が相次いで行われている。新型コロナウイルス感染症は5Gの配信地域でのみ感染拡大が進んでいて、ウイルスではなく電波によるものであるという説や、新型コロナウイルスの存在そのものを否定するもの、ワクチン接種によるマイクロチップの埋め込み・遺伝子操作などの説が大量に拡散されている。

5Gとコロナの関係性について、これを明確に証明するデータがなく、検査で陽性・陰性が検出される理由の説明が不可能だ。電波で健康被害が出るというのなら全世界でそうなっていなければならず、説明不能になっている。

新型コロナウイルスそのものを否定する説については、新型コロナウイルスそのものは存在する。一般で議論になっているのは毒性の強さと感染力の強さから見て、風邪やインフルエンザ感染症と比較したときにどうなのかというところであり、通年で大規模な感染症が発生している事実の否定は不可能だ。

ワクチン接種によるマイクロチップの埋め込みは証拠の提示ができていない。また、マイクロチップを埋め込まなくても、ほぼすべての国民がスマートフォン・PCを使ってインターネットに接続している現在、わざわざマイクロチップを埋め込んで監視をする理由はない。遺伝子操作についてもどうようで、わざわざ遺伝子を操作する理由の説明ができていない。遺伝子組み換えの危険性などが同様に指摘されるが、明確に根拠があるとは言い難いだろう。

個人の妄想がこじつけによって根拠不明の情報が拡散されている現状にある。陰謀論やデマにハマるのは中学生のうちに卒業し、人間的に成長した上で情報拡散の前に、情報源の確認が必要となるだろう。

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