3月25日のプロ野球開幕に合わせ、埼玉西武ライオンズの本拠地・ベルーナドーム(所沢市)でブルーインパルスの飛行展示がおこなわれることがわかった。
「平和な式典であってほしいと望む。市民の安全を最優先に考えやるべきではない」
日本共産党はこの動きに反対し、22日に申し入れをおこなっている。
この「平和」と「市民の安全」とかなにか。
自衛隊の中でも曲芸飛行、展示飛行を主体とするブルーインパルスは、平和であるからこそ飛行ができる。共産党としては、自衛隊という名前、存在が平和ではないと認識しているのかもしれない。
「市民の安全」についても、航空機が飛行することについて事故のリスクを延々と指摘しているのが共産党だ。
各地の米軍基地、自衛隊基地の撤去や、羽田空港の新航路に反対した。そうした点から批判をしているのだろうが、昔に比べて安全性も向上している。
ブルーインパルスが展示飛行中に起こした事故は1件だが、事故後は高度な変更や種目の変更によって悪天候下での飛行訓練などを除いて事故は起きていない。
共産党が申し入れで飛行をやめさせたい理由を推測する。自衛隊の広報を担うブルーインパルスが飛行することで、自衛隊のアピールにつながると考えているのではないだろうか。
申し入れを受けた自衛隊や西武ライオンズ球団の判断が注目される。
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