日章新聞社は4日、国立市役所において「表現の不自由展」における国立市の支出について把握する目的で、情報開示請求をおこなった。
市教育委員会生涯学習課によると「表現の不自由展」について国立市が直接的に支援をおこなっているわけではなく「くにたち文化・スポーツ振興財団」が予算を組んでいるという。
国立市はこの財団に支出をおこなっている。財団の支出の中でも今回の会場となっている芸術小ホールへの支出についても開示請求し、実態解明をおこなっている。
生涯学習課によると国立市が直接的に負担をしているのは会場のスタッフだという。警備負担の増加についての言及はなかったが、スタッフの中に含まれている可能性も考えられる。
「表現の不自由展」3日目になる4日は、開催賛成派、反対派共に閑散とし、1日目、2日目にあったような事態には、4日11時現在では発生していない。
「表現の不自由展」は明日、5日で最終日となる。
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