本紙が今年三月発行の第69号で取り上げた東京都あきる野市の村木英幸市長に対し、16日に不信任決議案が可決された。
村木市長を巡ってはここまで二回問責・反省決議が審議され、双方ともに可決されていた。村木氏が進める特養老人ホームの建設を巡り、市民や市議会が再考や反対を求める陳情を可決するなど、議会と市長の間で対立関係が起きていた。
令和元年の市長選挙で現職だった澤井氏を88票で破り当選。その際には「共産党と手を組んでいる」と自民党系の市議に批判されていたが、共産党も反省決議に賛成。村木氏への批判の声が高まる中での不信任であった。
村木氏は今後市長を辞任するか、市議会を解散するかのいずれかの選択を迫られることになる。今後のあきる野市の動向に注目だ。
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