三菱重工業株式会社は29日、東京會舘で第97回定時株主総会を開催した。
配当や定款変更、取締役や監査役の選出がおこなわれた。
参加者によると株主による質疑応答では、韓国で第二次世界大戦中に徴用されたとする「徴用工」について韓国で資産を現金化するという判決が出たことに対し「徴用工に支払うべきだ」という意見が出た。応答した木村氏は請求に対して反発する意図を示し「韓国の判決に遺憾の意を表します」と回答。木村氏の回答後に会場からは拍手が飛んだという。
同様に「徴用工問題での資産現金化はブランドイメージを損なう」として三菱を支援する意見もあったという。
株主総会の会場外では、徴用工を支援する団体と、三菱を支持する側の団体がそれぞれ主張を展開した。
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