大阪・関西万博が閉幕 万博は”成功”だったのか
- 日章新聞
- 10月14日
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大阪・夢洲でおこなわれていた大阪・関西万博は10月13日に閉幕した。期間中は多くの人が集まり、特に終盤は大混雑となった。
万博開催前、開催してすぐには多くの批判があったが、万博が終了したいま、万博は”成功”であったのか検証したい。
動員面では約2500万人が来場。何度も通う人の姿も見られた。重複している人を除いても日本国民の2割近くが夢洲を訪れた。20年前の愛・地球博を超える動員となり、動員面では間違いなく”成功”といえるだろう。
収益面でも約200億円を超える黒字が見込まれているといい、今後の解体費用や大屋根リングの一部などの保存費用を加味しても、万博単体でも”成功”といえる。大阪メトロ中央線の夢洲延伸や大阪・京都のホテルが高額でも満室稼働、新幹線などの需要も高まったことを加味すれば、日本国内全体の経済効果も非常に高いものとみられる。
一方、予約面や一部の設備面においては不備も指摘された。特にパビリオンの予約は万博サイトの仕組みに精通したユーザーが有利となり、安易に予約ができなかったとの指摘も多い。また、石を宙づりにした個所もあり、危険性が指摘された。
しかし、万博会場内では大きな事故、事件の発生もなく、13日の閉幕を迎えることができた。万博の運営で得たノウハウや反省点を今後も国際的なイベントで活用することができれば、万博は間違いなく”成功”といえるだろう。






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