菅義偉首相は「GO TO キャンペーン」について全国で一斉に停止する方針を示した。これまでは安倍晋三前首相のころから実施されてきた施策として継続して実施してきた。これは野党などからの批判を受けて中止を決定した格好となった。
批判を受けて中止を決断するような首相は弱腰といわれても仕方がない。前首相の施策が間違っていると思うのであれば自身が首相に就任した際に中止を表明するべきであったし、正しいと思うのであれば一部中止や対象の縮小・拡大などの微調整こそあれど全面中止を選択するようなことがあってはならないと考えられる。
情勢の変化なども中止の要因として存在することは確かだが、自身が継続すると決定した以上は信念をもって政策を実施するべきなのは当然のことだろう。批判を受けてその都度変えていたらきりがない。批判を受け止め、ある程度の方向修正は行いつつも決定したことをころころ変えてはならない。
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