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衰退する3次元媒体と2次元化の経済的影響

報道分野に限らず多くの分野で3次元の衰退が目立つ。そして同時に2次元化が進んでいる。

例えば漫画は以前は書店で漫画雑誌や単行本の購入が基本であったが、現在ではインターネット上で出版社が公式に電子データでの公開や通販サイト等での電子データが販売されている。買い物にしても目的に合わせた店舗に足を運び商品を吟味して購入していたものが、インターネット上の通販サイトで検索すると莫大な商品の中から地震の希望に沿った商品を提示され、それを購入することが進んでいる。

これまで生活上必要な経済活動ばかりが2次元化されたわけではない。「恋愛」の2次元化も進んでいる。

恋愛の2次元化といえばアニメ等での押しキャラクターを「俺の嫁」と称するオタク文化が真っ先に出てくるかもしれない。しかし、今回の2次元化は対人で、インターネット上で顔を合わせることなく恋愛が行われるのだ。

このようにありとあらゆるコンテンツの2次元化が進む中で3次元媒体は衰退の一途を辿るばかりである。

3次元の衰退は経済活動に著しい障害を与える可能性もある。

例えば高校生・大学生や主婦のパートタイムなどは2次元化された環境ではなく3次元での実際に体を動かす労働が中心的だ。その中でも飲食店のホールやスーパーのレジ打ちはアルバイトのイメージそのものといっても過言ではない。

しかし、2次元化すると買い物がインターネット上で完結し、自宅での受け取りになるために3次元に置く人員を最小限にすることになる。

そうするとアルバイトの募集は減少し、多くの学生や主婦層の主要な労働が削られることになる。

インターネットを器用に使いこなせれば2次元化への対応もできるかもしれないが、業務レベルでの使用となると難易度は上がる。

そういった側面があることを念頭に置いて2次元化は進めるべきではないだろうか。

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​日章新聞

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