top of page

参政党の「予祝パーティ」への批判 阪神予祝の大嶋氏と神谷氏は同一研修出席

政治団体「参政党」が8月21日に予定している「予祝パーティ」が批判を受けている。


この「予祝」という単語が聞きなれないかもしれない。元々は豊作を祈る風俗行事でいわゆる俗信であった。この「予祝」が目立ったのは今年の初め、阪神タイガースでの出来事であった。


◈「ルーキー桐敷、意味わかるか」


元々阪神の矢野燿大監督は、阪神優勝をイメージしたことをインタビューなどで語ることが多かった。その矢野監督の考え方が今年の春季キャンプで阪神タイガース全体に浸透していることがわかったのだ。


投打において阪神の中心を担う西勇輝投手と糸井嘉男選手が選手らに提案し「予祝胴上げ」として実際に優勝を想定した矢野監督の胴上げをおこなった。その際に新人の桐敷拓馬投手へ西投手が語り掛けたのが表題の言葉だ。


この予祝を阪神に持ち込んだのは、大嶋啓介氏というトレーナーであるとされている。実際令和二年の日刊スポーツでは「予祝トレーナーがエール」と題して矢野監督とツーショットを取る大嶋氏の姿がある。


こうした阪神の予祝については、阪神ホールディングスの株主総会で「社会的常識がない」との質問が飛び出すまでの事態にも発展した。


◈参政党でも起きた「予祝」


そんな形で阪神を契機として一躍有名単語となった「予祝」は政治の政界にも進出してきた。先述の通り、参政党が8月21日に予定している「国政政党誕生 予祝パーティー」だ。参政党の政策を参政党が国政政党になれる前提で企画し「予祝」を通じて実現を図るというもののようだ。


政治資金収支報告書上は党代表となっている神谷宗幣氏は、先述の大嶋氏と関わりがあるのは日章新聞の調べで判明している。沼津青年会議所のホームページによると、2018年度の活動で同じ研修事業に参加している。


参政党の予祝と阪神の予祝はいずれもこの大嶋氏によってもたらされた可能性が十分にありえるのではないだろうか。


余談に近いが、パーティの金額設定にも批判の声が上がっている。最も高額なSS席では10万円だ。中学生以下は500円という価格設定で「乳幼児でも500円かかるのか」という声が飛び出している。


参政党の「予祝」について、今後も更なる調査の必要性が浮上したのではないだろうか。

0件のコメント
kamofuraバナー.jpg
令和6年スローガン.jpg
Tシャツバナー.jpg

​日章新聞

電話は繋がらない場合がございます。

​繋がらない場合には9:00~20:00に着信のあった番号へお掛け直しいたします。

  • Facebook
  • Twitter
bottom of page