第五回大東亜戦争を考える講演会が9日におこなわれ、立命館大学名誉教授の北村稔氏、近現代資料研究家の八巻康成氏が講演をおこなった。
北村氏は「日中戦争の真実」と題して侵略戦争の定義や大東亜戦争の連続性、日本に感謝した毛沢東について講演した。八巻氏は国立国会図書館で収集した資料を基に開戦4年前に「東亜解放」を明記した「稲田文書」の存在を指摘した。
講演会の賛同者の一人である藤岡信勝氏も壇上に上がって挨拶をし、日中戦争について触れた教科書の内容について述べた。
講演会には約100名が参加。主催のアジア民主化運動・小島孝之氏は「若手・中堅を育てる意味でも若い人に講演をおこなってもらう」と今後の方針を示した。
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