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正社員の採用予定、9年ぶり低水準 帝国データバンク

帝国データバンクは15日、正社員の採用予定が9年ぶりに低水準になったと発表した。

帝国データバンクによると令和3年度に正社員の採用予定がある企業は55.3%となり、前回調査(2020年2月)から3.9ポイント減少したという。これは3年連続の減少となり、平成24年度(54.5%)以来の水準まで低下した。規模別では、「大企業」は79.5%(同3.4ポイント減)で8年ぶりに8割を下回り、「中小企業」は50.2%(同3.4ポイント減)となり、規模を問わず慎重な姿勢を示す結果となった。

企業からは、「新型コロナの影響による業績見通しも不透明であることから、採用も様子を見ている」(金属加工機械卸売、宮城県)や「売り上げの伸びが見えているようであれば採用するが、横ばいから減少気味な現時点においては、採用することはできない」(一般機械器具卸売、東京都)、「本当は採用したいが、先行き見通しが不透明すぎるため採用できない」(プラスチック板・棒・管・フィルム・合成皮革卸売、大阪府)といった声が多く聞かれたという。


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