
日章新聞の調査で、選択式夫婦別姓に賛成する人が78%、反対が22%であることが分かった。今回の調査では大手クラウドソーシングサイトを用いて200件収集したもので、大手新聞社等が実施する世論調査とは実施方法が異なる上、件数が少ない。
200件の回答のうち、賛成は78%の156件、反対は43件であった。
賛成派は「選択の自由があると思った」「銀行の改姓手続きが面倒だから」「時代だから」「選択した人だけが別姓なら問題はないと思う」などが理由として挙げられた。
反対派は「子供の姓の問題が明確に提示されていない」「名字は対外的に家族であることを示す明確な手段だと思うから」「別姓にすると結局日本の公証力も高く素晴らしい戸籍制度や家族が崩壊する、子供の姓など余計なトラブルが増える、祖先が辿れなくなる。外国人が不法に入りやすくなるなどデメリットが多い。旧姓をより使いやすくする法案で十分。」「戸籍制度を壊そうとする政策だから」などの意見が挙げられた。
賛成派は手続きや選択の自由などを中心に主張する中で、反対派は課題や制度の破壊の懸念を主張している。
<調査方法>
調査日:令和3年3月22日
方法:クラウドソーシングサイトを使用
調査件数:200件
有効回答:200件
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