参議院議員選挙の補欠選挙が8日に広島選挙区、長野選挙区で告示された。25日に投開票が行われる。
広島選挙区は買収に伴う公職選挙法違反により失職した河井安里氏が当選無効になったことによって行われる。自民党は西田英範氏を公明党の推薦で擁立した。立憲民主党・国民民主党・社民党は政策協定によって宮口治子氏を推薦、共産党も支援し、与野党対立の構図が出来上がった。
長野選挙区は立憲民主党・羽田雄一郎氏が新型コロナウイルス感染症に感染し急逝したことによるもの。自民党は小松裕氏を公明党の推薦で擁立した。立憲民主党は急逝した羽田氏の実弟である羽田次郎氏を擁立、政策協定に伴い共産党や社民党が推薦。国民民主党は一時推薦を白紙にしたものの、推薦を再度正式表明した。
両選挙区共に与野党対立の構図となったため、今年中に実施が予測される衆議院総選挙の前哨戦となるのではないかとする意見が上がっている。
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