日本第一党(桜井誠党首)広報委員会の不明瞭な回答や、ポスターの貼り付けに関する記事をツイッター上にリンクをつけて公開したところ、多くの中傷が集まった。
中傷の内容については伏せるが、日章新聞社と関係のない団体・法人などを関連付ける、言葉の揚げ足をとるなど、内容に関する根拠と正当性に基づく批判意見などは見られなかった。ポスターの掲示問題については広報委員会からの回答を公開していない段階で、勝手な推測での中傷が目立った。
日章新聞編集部が伝えたいことは、「ダメなものはダメ」である。社内にも日本第一党の支持者はいるし、代表の蔵持も直近の都知事選挙となる令和2年の東京都知事選挙では日本第一党の桜井誠党首に投票していると公表している。それでも、党の組織運営上不適切なところがあれば批判するのは報道の使命である。日本第一党党首の桜井誠氏も令和2年の東京都知事選挙の出馬会見で「ジャーナリズムの仕事は真実を発信することである」という風に発言している。
このように、真実を発信するのが報道機関の使命であることは事実である。例え編集方針などから類似する政治思想であっても、ダメなものはダメであると批判する必要がある。朝日新聞も記者の行動方針を定め、「取材先と一体化することがあってはならず、常に批判精神を忘れてはいけない」としている。今後もだめなものはだめと発信していくべきである。
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