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【都議選を振り返る】江東区・山﨑一輝都議「5つ」の疑惑


もう一人が今回の主題となる山﨑一輝氏だ。山﨑一輝氏は江東区長・山﨑孝明氏の息子だ。この山﨑一輝氏について、本紙は山﨑一輝氏について「5つ」の疑惑があると報道した。本記事ではその5つ疑惑を振り返る。


剥がさなかった二連ポスター


公職選挙法第143条1項「選挙運動の為に使用する文書図面は次の各号のいずれかに該当するもののほかは、掲示することはできない」の規定によって、選挙期間中の二連ポスターの掲示は禁止されている。

しかし、山﨑氏の陣営は二連ポスターを剥がしていなかったことが判明している。

それだけではなく、幟を使用している。候補者の氏名が類推される、後援団体の名称を使用した幟の使用は認められていない。

当時、地元の有権者からは「区長の息子であるのだから、公職選挙法について知っていているはすだ。当選できればそれでいいのか。」と批判の声が上がった。


うちわのようなものを配布


選挙期間中にうちわともとらえることができる穴あきの厚紙を配布していた。

平成27年に松島みどり法務大臣(当時)がうちわを配布し、問題となった。

当時、東京地検特捜部は「配布から近い時期に選挙の予定がなく、選挙に関する寄付には当たらず、刑事責任を問えない」として不起訴処分にしている。

しかし、今回の配布は選挙中だ。上記の理由を考慮すれば、今回の事例は刑事責任を問うことができるのではないだろうか。

山﨑氏の事務所は「選管を通して確認しているので問題がない」と主張している。

江東区内在住の有権者は

「実際に穴が開いていて、厚紙の形式のうちわは多数存在している。山﨑氏のビラをうちわとして使おうとする有権者がいてもおかしくはない」

と日章新聞の取材に応じた。

江東区南砂の別の有権者は

「棒がついている物であれば、確実にうちわと言えるが、今回のケースは微妙ではないか」

と取材に応じている。

東京都北区の男性は

「風を発生させるのに十分な厚さがある紙で、穴が開いて持てるようになっているのであれば、うちわと言われても仕方ないのではないだろうか」

と取材に応じた。


突如として0になった収入



山﨑氏の後援会の政治資金収支報告書に記載されている収入総額は、平成29年が1054万円、平成30年は2041万円もの収入があった。

しかし、翌年令和元年は突如として0円になったのだ。

山﨑氏の事務所は「コロナで何もできなかったのではないか」と述べているが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が日本国内で話題になったのは令和2年のことだ。2月末から行われる予定だったプロ野球のオープン戦は2月26日に無観客試合が決定している。




不可解なパーティー費用


平成30年8月8日に東京都中央区にある明治座で開催された政治資金パーティーの費用が不可解であったことが判明している。

2041人が参加したパーティーの支出総額は1947万9410円で、一人当たりの金額が約9544円05銭になる。割り切れなくなることから、支出の内訳が不明となっている。

また、パーティーで得られる全体の利益は約86万円だ。わざわざパーティーを開催させる理由がない。


公明党に票を流しているという噂


山﨑氏に「公明党に票を流し、自民党の新人候補であった高橋氏を応援しなかった」という噂が選挙当時騒がれた。

山﨑氏の当時の役職は自民党東京都議団幹事長で、公認候補者全員当選を目指すべき立場だ。しかし、自身の選挙区である江東区では、公明党を応援するように呼び掛けていたとされるのだ。


以上5件が山﨑氏の疑惑になる。山﨑氏は全ての疑惑について説明責任を果たしていない。疑惑が出た以上は正式に見解を述べるべきではないだろうか。




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