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愛知県知事選巡りデマ拡散 求められる「情報精査」

愛知県知事選挙の開票を巡り、投票終了の20時に大村秀章氏の当選確実が発表されたことについて「不正選挙」であるという疑惑がインターネット記事で配信され、Twitterで3000リツイートを記録している。


報道機関による当選確実報道は、投票所出口で報道機関の実施する出口調査によって集計、分析がされている。最近ではタブレット端末による入力式になっており、集計したデータが即時に反映されるようになっている。拡散されている記事では「ネット工作員が『出口調査が正確』と絡んでくる」と出口調査の結果を否定する投稿を拡散している。


愛知県知事選挙の結果、大村氏の得票率は67.5%。次点の尾形氏は11.7%。出口調査の集計内容そのものは報道機関は公表しないが、出口で100名にアンケートを実施したと仮定しても、大村氏の比率が5割を超えていれば当選確実の報道が可能だ。報道機関は出口調査の結果が大村氏の得票と乖離していても、当選に十分可能な得票率であると判断したものと思われる。そうした情報を考慮しない情報の拡散は「デマ」という判断がされてもおかしくはない。


不正選挙を主張するならば、開票速報の結果以外の証拠を提示する必要があるだろう。だが、そうした証拠は該当記事には添付されていない。


大村氏に対する政治スタンス、特に表現の不自由展や親中国派路線への反発があるのは当然の事だ。しかし、選挙における一般的な仕組みを理解せずにデマを拡散するようなことがあってはならない。拡散されている情報が正しいかどうかの精査が求められる。

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